今回は第一種衛生管理者を短期合格するための勉強法についてご紹介したいと思います。
私は、これから紹介する勉強法を実践し、1週間(約25時間程度)で合格することができました。
皆様の参考になれば幸いです!!
第一種衛生管理者を取得した理由
1.勤務先の事業所が第一種衛生管理者の選任要件に該当していた
衛生管理者は事業所により設置が義務付けられております。
選任要件は以下の通りとなります。
第一種:農林畜水産業、鉱業、建設業、製造業、電気業、ガス業、水道業、熱供給業、運送業、自動車整備業、機械修理業、医療及び清掃業
第二種:その他の業種
事業規模数と衛生管理者の選任数
・50人以上~200人以下 ⇒ 1人以上
・200人超~500人以下 ⇒ 2人以上
・500人超~1,000人以下 ⇒ 3人以上
・1,000人超~2,000人以下 ⇒ 4人以上
・2,000人超~3,000人以下 ⇒ 5人以上
・3,000人超 ⇒ 6人以上
2.資格手当が毎月支給される
勤務先で月数千円ですが手当が支給されるため、取得しようと思いました。
実際これが一番大きな理由でした。
3.履歴書に記載可能
衛生管理者はれっきとした国家資格であり、事業所規模により有資格者の選任が必須のため堂々と履歴書に記載できます。
試験内容及び合格基準、合格率
第一種、第二種ともに合格率はかなり高めなので、国家資格の中ではかなり取得しやすいでしょう^^
衛生管理者の勉強時に使用したもの
1.市販のテキスト
すっきりわかるシリーズを使用しておりましたが、ここは正直そこまで重要ではないので、自分が見やすいなと思うテキストをご使用ください。
私の場合は、本屋に行ったときにそれしか置いてなかったからというのが、そのテキストを選んだ理由です^^
2.過去問.com(★重要)
簡単な会員登録は必要ですが、無料で使用できる過去問サイトです。
①以下の箇所から第一種衛生管理者と検索し

②条件を設定して出題するから条件を設定し、過去問演習が可能になります。各科目過去19回分の問題演習が可能です

★オススメの出題設定方法
分野別から科目ごとに6年分ぐらいを選択します。6年分の選択で42問~60問になります。
そこそこの問題量ですが、同じような問題が頻出するので、慣れてこればサクッと解けるようになります!
実践した勉強法
衛生管理者の勉強してみて感じたことは、似たような問題が頻出しているということです。
何なら、答えが同じ問題も多々ありました。
まあ、よく考えれば、そりゃそうですよね。週に一回ぐらい受験できるんですから、毎回毎回問題を作り込む時間なんてあるわけないです。。☜実際、これが衛生管理者の試験対策になります。
勉強法と意識することはとてもシンプルです。
・過去問.comで各科目過去10回分を3通りずつぐらい解く
・試験範囲の内容を覚えるのではなく問題を覚えることを意識する
・ダラダラと勉強を続けるのではなく、短期間で行う
この3点のみです!!
正直、テキストはほとんど見ず、ひたすら過去問演習を行うというなんとも横着な勉強法でした。。
しかし、それでも問題なく合格しておりますし、受験生の皆様も合格可能だと思います!
NGな勉強法

・テキストから入る
衛生管理者の試験範囲はなかなか広く、また専門用語ばかりで覚えることはかなり多いです。
聞きなれない言葉が多すぎて、正直かなり難しいです(笑) この内容で毎回、全く違う問題が出題されたとしたら、合格率は一気に下がると思います。そのぐらい難しく感じます。。。
・用語、数字等を暗記しようとする
衛生管理者試験の範囲には膨大な専門用語と細かい数字が出てきます。これらを暗記しようとするとかなりの時間を要し、非効率です。
もちろんここで得た知識は全く無駄にはなりませんが、最短で試験に合格し、自らの事業所で求められる専門的な知識を学ぶ方が、効率的かつ業務上役に立つことが多くなるでしょう。
用語、数字を覚えるのではなく、問題の形式や選択肢の内容を覚えるようにしましょう。
・ダラダラと長期間勉強する
衛生管理者は1週間で合格可能です。1ヶ月以上の期間を取り、ダラダラと勉強してしまっては、非効率的です。
短期間で一気に学習しましょう!
まとめ
今回は衛生管理者の勉強法についてご紹介させていただきました。
1週間で約25時間ぐっと詰め込めば合格は全然問題なくいけます!
第二種衛生管理者では選任できる業種がかなり限定されており、製造業等の選任が求められる規模で必要とされるのは第一種であることがほとんどです。
もちろん第二種よりは第一種の方が難易度は上がりますが、過去問演習をひたすら行えば、必ず合格できます^^
今回の記事で一人でも多くの方が合格をつかめられれば幸いです^^