【社労士試験】 効率的な安衛法の勉強方法

社労士合格

社労士試験において非常に厄介な存在なのが、労働安全衛生法(安衛法)です。
安衛法からは択一式試験で3問、選択式試験で2問出題され、それぞれ労基法からの出題と合わせて出題されます。
出題される問題数の割には、細々とした暗記項目が多いため、苦手意識を持たれる受験生も多いのではないでしょうか??
そこで今回はそんな厄介な安衛法の学習方法について実際に私が実践した方法をご紹介させていただきます!!

この記事でわかること💡

・安衛法の攻略方法!!!  以上

安衛法の難易度と重要性

安衛法から出題される問題に関しては、択一式試験は「普通」、選択式試験に関しては「」であると言えます。
出題数が少ない割に細かい数字や単語など、覚えなければいけないことが多く、出題範囲を網羅しようとするとかなりの時間と労力が必要になる科目です。

択一式試験に関しては、計3問しか出題されないため、かなり重要度は低いでしょう。しかし、選択式試験に関しては、決して疎かにすることができない科目です。
というのも選択式試験における安衛法は、労基法からの3問と安衛法からの2問で計5問出題され、その中で最低でも3問は正解しなければいけないためです。

しかしながら、幸いにも選択式試験で出題される労基法、安衛法ともに基礎内容から出題される傾向が強いため、基本ルーティンを大切にしながら学習を進めていけば、3点確保は決して難しくはないでしょう。

安衛法学習の上で意識すること

安衛法を学習する上では必ず以下のことを注意して学習に取り組んでください。
考え方や、意識を誤ってしまうと間違いなく沼ります。。。
安衛法に沼るすなわち終わりです。。。

1.頻出範囲を理解する 
安衛法は出題数が少ないことから、出題される範囲が限られます。
頻出の単元を重点的に学習し、その他は軽く流す程度にとどめましょう。
実際に頻出の範囲としては、
・総則
・安全衛生管理体制
・健康診断、面接指導

大きく分けてこの3つになります。その中でも基本事項が問われる傾向にある為、過去問演習中心の学習を徹底しましょう。
具体的な学習方法については後述いたします。

2.あくまで労基法の付属科目であることを意識する 
安衛法はあくまで労基法の付属です。重要度は低く、後回しにすべき科目です。
選択式試験からの出題もある為、捨てるわけにはいきませんが、捨てることもいとわないぐらいの気持ちで臨んでください。
もちろん実務上では大切で重要なことはたくさんあります。
それは、わかりますが、まず合格しましょう!合格した後、どんなけでも勉強できます^^

3.細かい数字や語句はほとんど出題されない 
安衛法のテキストでは細かい数字や語句を暗記させるような構成になっておりますが、そこで一生懸命に学習してもほとんどは出題されません。
基本事項から正誤判別が付く問題が多いため、時間をかけて暗記しても、実際はそこまで点数に結び付くような問題構成にはなっていないということです。

4.みんなが苦手とする科目だということ 
受験生の多くが苦手意識を持つ科目です。細かい知識が求められるような問題が出題されたら、一気に正答率が下がります。
自分がわからない問題はみんなわからないということを意識し取り組みましょう^^
安衛法は肩の力を抜き、軽い気持ちで取り組みましょう!

実際の学習法と学習時期

安衛法に関しては、「法令の理解<単語、数字の暗記」が重要になってくるため、学習方法は過去問演習中心の学習を進めていけば効率よく行えます。

★テキスト読込(軽めに)⇒一問一等演習 このサイクルを回していきます。
また学習時期に関しては、他の科目をすべて1巡させた後に学習するようにしましょう。(安衛法よりもほかの科目優先)
時期としては、3月中にテキスト・過去問1巡6~7月頃に2巡目、そして試験当日までの2週間までに最終確認を行うといったスケジュール感で安衛法は進めていくと知識の定着がはかどります。
試験前2週間の学習スケジュールには安衛法も必ず入れ込むようにしましょう!

★頻出範囲のポイント 
〇総則・・・どのテキストにも目的条文が必ず掲載されております。選択式試験対策にもなる為、安衛法の目的条文については必ず読込を行うようにしましょう。

〇安全衛生管理体制・・・総括安全衛生管理者、安全管理者、衛生管理者、産業医 の選任基準、資格要件、職場巡視義務や安全委員会、衛生委員会の設置基準、実施要領等についてしっかり理解しておきましょう。

〇健康診断、面接指導・・・一般健康診断(雇入、定期)、特殊健康診断の受診基準等、面接指導の実施基準(長時間残業者)についてしっかり押さえておきましょう!

これらの範囲以外についてはテキストで赤字太字で強調されている箇所を重点的に押さえ、後は過去問中心の演習を行っておけば、しっかりと対策できていると言えます。
その際に意識したいのが、数字です!選択式試験では数字を空欄に出題されるケースが非常に多いため数字を中心に暗記しておくとよりよいでしょう。

引用:社労士過去問ランド
選択式過去問(労基法・安衛法) 令和3年出題

上記のような数字の穴埋め問題が選択式試験で頻出傾向にあります。
ちなみに答えは2メートル。選択肢の中からの選択ですが、似たような数字の中からの選択なので、知らないと解けないですよね( ;∀;)

まとめ

今回は安衛法を学習する上で注意したい点や意識したい点についてまとめました。
実際に私が社労士受験生の時にも、まあ最悪捨てればいいや程度の気持ちで臨んでおりました。他のウェイトの大きい科目に時間をかけた方が合格への近道になりますしね^^

安衛法は、過去問中心の学習で十分にカバーできます。若干、衛生管理者の試験と似ている部分があるかもですね!
毎年、択一式試験の1問はかなり難易度の高い問題が出題されておりますが、大丈夫です(笑)みんな間違えます。。。

安衛法は気楽にいきましょう!うん^^

皆様が社労士試験合格できますように!!!

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